2014年09月24日
夫婦問題を放置した結果、子どもの将来が深刻なことに・・・
夫婦問題を放置した結果、子どもの将来が深刻なことに・・・
こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
夫との間に問題があるのにそれをそのまま放っておくと、家族は一体どうなるでしょうか?
多くの場合、親は親として機能しなくなります。
その家庭で育つ子は、自分の感情を表現したり、自分の欲求を満たすことよりも、親の感情や欲求を満たすことに一生懸命になります。
そうすることが、親からの愛情、関心、評価を得るための手段だからです。
例えば母親が寂しさを抱えていた場合、母親は子どもから必要とされることでその寂しさを埋めようとすることがあります。
このお母さんにとって怖いのは、子どもの自立。
ですから、子どもが「自分でやりたい」という気もちを出すと
「お母さんは知りませんよ」
と突き放し、失敗すれば
「ほら、だから言ったじゃないの。余計なことはしないでちょうだい」
と我が子に言います。
このとき子どもがお母さんから受け取るメッセージは
「自立すると、愛情がもらえなくなる」
というもの。
何もできない子じゃなければ、自分は愛されなくなってしまうと感じてしまうんです。
そうすると、子どもは、年齢を重ね、身体が成長しても、中身は子どものままでいようとします。
それがその人にとって、愛されるための秘訣だからです。
大人になってもその状態ですと、まるでワガママな困ったちゃんのようですが、実はお母さん中心に生きてきたために「自分」というものを喪失してしまっているんです。
反対に、子どもが甘えたい気もちをお母さんが嫌うこともあります。
「いつまでも小さい子じゃないんだから、自分でやってよ」
と、子どもの依存を許さないんです。
子どもが自発的に何かに取り組もうとする気もちは評価するけれど、お母さんを頼りたい気もちは拒否してしまうんですね。
このときに子どもがお母さんから受け取るメッセージは
「甘えたり、頼ったりすれば、嫌われてしまう」
というもの。
何でも自分でやらなければ、私は愛されなくなってしまうと感じてしまうんです。
それはとても怖いことなので、子どもは甘えたり、頼ったり、助けを求めたりということが出来ず、大人になってからも、何でも自分ひとりで抱え込んで消耗するようになっていきます。
子どもは、自分でやりたい気もちと、親に甘えたい気もちの両方を持っています。
でも、親に余裕がなくて、子どもの気もちのどちらか一方しか認めてもらえないと、大人になってからも、親に認めてもらった方の気もちしか持てなくなってしまうことがあるんです。
「それなら子どもへの接し方を変えよう」
と思っても、心の余裕を奪う原因がある限りなかなか上手くいきません。
その原因が夫婦問題であるのなら、一度カウンセリングをお受けになってみてください。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 中西由里でした
・専門家ProFileでコラム執筆中です(^^♪
*「オールアバウトプロファイル」は2013年4月より「専門家ProFile」に名称が変わりました。
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夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
夫との間に問題があるのにそれをそのまま放っておくと、家族は一体どうなるでしょうか?
多くの場合、親は親として機能しなくなります。
その家庭で育つ子は、自分の感情を表現したり、自分の欲求を満たすことよりも、親の感情や欲求を満たすことに一生懸命になります。
そうすることが、親からの愛情、関心、評価を得るための手段だからです。
例えば母親が寂しさを抱えていた場合、母親は子どもから必要とされることでその寂しさを埋めようとすることがあります。
このお母さんにとって怖いのは、子どもの自立。
ですから、子どもが「自分でやりたい」という気もちを出すと
「お母さんは知りませんよ」
と突き放し、失敗すれば
「ほら、だから言ったじゃないの。余計なことはしないでちょうだい」
と我が子に言います。
このとき子どもがお母さんから受け取るメッセージは
「自立すると、愛情がもらえなくなる」
というもの。
何もできない子じゃなければ、自分は愛されなくなってしまうと感じてしまうんです。
そうすると、子どもは、年齢を重ね、身体が成長しても、中身は子どものままでいようとします。
それがその人にとって、愛されるための秘訣だからです。
大人になってもその状態ですと、まるでワガママな困ったちゃんのようですが、実はお母さん中心に生きてきたために「自分」というものを喪失してしまっているんです。
反対に、子どもが甘えたい気もちをお母さんが嫌うこともあります。
「いつまでも小さい子じゃないんだから、自分でやってよ」
と、子どもの依存を許さないんです。
子どもが自発的に何かに取り組もうとする気もちは評価するけれど、お母さんを頼りたい気もちは拒否してしまうんですね。
このときに子どもがお母さんから受け取るメッセージは
「甘えたり、頼ったりすれば、嫌われてしまう」
というもの。
何でも自分でやらなければ、私は愛されなくなってしまうと感じてしまうんです。
それはとても怖いことなので、子どもは甘えたり、頼ったり、助けを求めたりということが出来ず、大人になってからも、何でも自分ひとりで抱え込んで消耗するようになっていきます。
子どもは、自分でやりたい気もちと、親に甘えたい気もちの両方を持っています。
でも、親に余裕がなくて、子どもの気もちのどちらか一方しか認めてもらえないと、大人になってからも、親に認めてもらった方の気もちしか持てなくなってしまうことがあるんです。
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*「オールアバウトプロファイル」は2013年4月より「専門家ProFile」に名称が変わりました。
■ おしらせ ■
自宅でこっそりカウンセリングが受けられます
(営業時間 9:00~18:00/定休日 日曜日)
(1往復コースのみ、クレジットカードでのお支払いができるようになりました。お申込みは専門家プロファイルからお願いします)
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2014年09月24日
カサンドラ症候群~誰にも信じてもらえない苦しみ~
カサンドラ症候群~誰にも信じてもらえない苦しみ~
こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
ギリシャ神話の悲しいお話。
トロイア王の娘カサンドラは、アポロンに見初められ、恋人になる代わりに予言の能力をさずけられました。
ところがその能力のために、将来アポロンが自分を捨てることを知ってしまいます。
アポロンの愛を拒絶してしまったカサンドラは、アポロンから呪いをかけられてしまいます。
その呪いは「カサンドラの予言を誰も信じなくなる」というもの。
以来カサンドラは、どんなに正しい予言をしても、誰にも信じてもらえませんでした。
本当のことを言っているのに、誰にも信じてもらえないって、どれほど苦しいことでしょう。
世間的には問題なく見える夫。
でも、コミュニケーションがまるで成り立たない。
夫婦で支え合っていこうと努力しようにも、こちらが差し出すばかりで、相手から受け取るものはほとんどなく、自分ばかりがすり減っていく・・・
こんなに辛いのに、こんなに苦しいのに、誰に相談しても信じてもらえない。
それどころか「ワガママ」だとか「努力が足りない」などと言われてしまう。
周りから孤立するばかりの妻は、あとはもう自分一人で辛さを抱え込んで、うまくいっているフリをするしかなくなっていく・・・
そのうち心にも体にも不安反応が出始める。
疲労、不眠、偏頭痛、体重の増減、怒り、うつ、自己喪失感、混乱、当惑、罪悪感、低い自尊心・・・
これを「カサンドラ症候群」といいます。
アスペルガー症候群の夫を持つ妻に多く見られると言われています。
パートナーがアスペルガー症候群であることに気づかないまま結婚し、よくわからない苦しみに振り回される女性は少なくありません。
もし、ご自身の苦しみが、ここに書かれたことに当てはまるような感じがするようでしたら、一度この本をお読みになってみてください▼
タイトル:「一緒にいてもひとりーアスペルガーの結婚がうまくいくために」
著者:カトリン・ベントリー
出版社:東京書籍
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 中西由里でした
・専門家ProFileでコラム執筆中です(^^♪
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ギリシャ神話の悲しいお話。
トロイア王の娘カサンドラは、アポロンに見初められ、恋人になる代わりに予言の能力をさずけられました。
ところがその能力のために、将来アポロンが自分を捨てることを知ってしまいます。
アポロンの愛を拒絶してしまったカサンドラは、アポロンから呪いをかけられてしまいます。
その呪いは「カサンドラの予言を誰も信じなくなる」というもの。
以来カサンドラは、どんなに正しい予言をしても、誰にも信じてもらえませんでした。
本当のことを言っているのに、誰にも信じてもらえないって、どれほど苦しいことでしょう。
世間的には問題なく見える夫。
でも、コミュニケーションがまるで成り立たない。
夫婦で支え合っていこうと努力しようにも、こちらが差し出すばかりで、相手から受け取るものはほとんどなく、自分ばかりがすり減っていく・・・
こんなに辛いのに、こんなに苦しいのに、誰に相談しても信じてもらえない。
それどころか「ワガママ」だとか「努力が足りない」などと言われてしまう。
周りから孤立するばかりの妻は、あとはもう自分一人で辛さを抱え込んで、うまくいっているフリをするしかなくなっていく・・・
そのうち心にも体にも不安反応が出始める。
疲労、不眠、偏頭痛、体重の増減、怒り、うつ、自己喪失感、混乱、当惑、罪悪感、低い自尊心・・・
これを「カサンドラ症候群」といいます。
アスペルガー症候群の夫を持つ妻に多く見られると言われています。
パートナーがアスペルガー症候群であることに気づかないまま結婚し、よくわからない苦しみに振り回される女性は少なくありません。
もし、ご自身の苦しみが、ここに書かれたことに当てはまるような感じがするようでしたら、一度この本をお読みになってみてください▼
タイトル:「一緒にいてもひとりーアスペルガーの結婚がうまくいくために」
著者:カトリン・ベントリー
出版社:東京書籍
すべての女性をヒロインに
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2014年09月24日
【ご感想】私が変わる目的がわかりました
【ご感想】私が変わる目的がわかりました
こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
「変わりなさいというのは、まだ努力が足りないと言われているようで辛かったのですが、変わることにそんな目的があったのですね。
これまで考えたこともありませんでしたから、驚きました。
そして泣けて泣けて仕方がありませんでした。
こんなに涙が溜まっていたのかと、自分でもビックリですね。
教えていただいたワークも、すごく泣けてきます。
小さかった私をもうこれ以上傷つけるような生き方はしたくないと思います。
私が変わるための目的と勇気をくださって、ありがとうございます」
(Eさまのお声)
※実際のカウンセリングのやりとりをクライアントさまのご許可をいただき掲載させていただきました。
カウンセリングを受けると
「相手のことは変えられない。変えられるのは自分だけ」
と言われることが多々あります。
確かにその通りです。
でも、この言葉は、これまでずっと頑張ってきた人にとっては大変酷なものなんです。
頑張っても上手くいかなかったのは、変えられないものを変えようとしてきたか、変えられるものを変えられないと思い込んで諦めてきたかです。
Eさまは、変えられるものを変えられないと思い込んで諦めてしまっていました。
すごく辛かっただろうと思います。
具体的に言うと
・楽しめない(楽しいということがどういうことなのかわからない)
・感情を表現することに対して、過度に遠慮してしまう。
・辛くても、助けを求めることができない。
・嫌なのに、嫌だと言えない。
・自分を犠牲にしてまで相手に尽くしてしまう。
↑
これらは、生育家庭で親から受け取った否定的なメッセージを人生に取り込んでしまったことが影響しています。
親との関係は、これらの行動によってどうにか上手くいっていたかもしれません。
でも、それは家の外の人間関係では通用しないんです。
だから結婚しても、パートナーとの間に問題を抱えてしまいます。
夫婦の問題でありながら、その根っこには、親子問題が潜んでいるのですね。
「あなたが変わりなさい」とあちこちで言われ、傷ついてきたEさまに、私も変わることを提案させていただきました。
ただ、その際、変わる目的についてお話しさせていただきました。
変えるのは、自分を苦しめる考え方。
これからは自分を大切にする考え方に変えるようにしていきましょうと。
そしてEさまには、傷ついた子どものころの自分を肯定してあげるイメージワークに取り組んでいただいています。
「小さかった私をもうこれ以上傷つけるような生き方はしたくない」
という力強いことばに、私も勇気をいただきました。
※イメージワークに取り組むと、感情が乱高下して自分でも扱いきれなくなることがあります。
そのためのサポートをさせていただきます。
1往復コースでは対応できませんので、15日間コースまたは30日コースをご利用くださいませ(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 中西由里でした
・専門家ProFileでコラム執筆中です(^^♪
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これまで考えたこともありませんでしたから、驚きました。
そして泣けて泣けて仕方がありませんでした。
こんなに涙が溜まっていたのかと、自分でもビックリですね。
教えていただいたワークも、すごく泣けてきます。
小さかった私をもうこれ以上傷つけるような生き方はしたくないと思います。
私が変わるための目的と勇気をくださって、ありがとうございます」
(Eさまのお声)
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カウンセリングを受けると
「相手のことは変えられない。変えられるのは自分だけ」
と言われることが多々あります。
確かにその通りです。
でも、この言葉は、これまでずっと頑張ってきた人にとっては大変酷なものなんです。
頑張っても上手くいかなかったのは、変えられないものを変えようとしてきたか、変えられるものを変えられないと思い込んで諦めてきたかです。
Eさまは、変えられるものを変えられないと思い込んで諦めてしまっていました。
すごく辛かっただろうと思います。
具体的に言うと
・楽しめない(楽しいということがどういうことなのかわからない)
・感情を表現することに対して、過度に遠慮してしまう。
・辛くても、助けを求めることができない。
・嫌なのに、嫌だと言えない。
・自分を犠牲にしてまで相手に尽くしてしまう。
↑
これらは、生育家庭で親から受け取った否定的なメッセージを人生に取り込んでしまったことが影響しています。
親との関係は、これらの行動によってどうにか上手くいっていたかもしれません。
でも、それは家の外の人間関係では通用しないんです。
だから結婚しても、パートナーとの間に問題を抱えてしまいます。
夫婦の問題でありながら、その根っこには、親子問題が潜んでいるのですね。
「あなたが変わりなさい」とあちこちで言われ、傷ついてきたEさまに、私も変わることを提案させていただきました。
ただ、その際、変わる目的についてお話しさせていただきました。
変えるのは、自分を苦しめる考え方。
これからは自分を大切にする考え方に変えるようにしていきましょうと。
そしてEさまには、傷ついた子どものころの自分を肯定してあげるイメージワークに取り組んでいただいています。
「小さかった私をもうこれ以上傷つけるような生き方はしたくない」
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※イメージワークに取り組むと、感情が乱高下して自分でも扱いきれなくなることがあります。
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