2013年12月16日

「夫を変えようとしてはいけない」という助言の、もうひとつの理由

●「夫を変えようとしてはいけない」という助言の、もうひとつの理由

こんにちは(^^♪

見えない気持ちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。 





「どうすれば夫を変えることが出来ますか?」

という質問をすると

「夫を変えようとしてはいけませんよ」

とアドバイスをされることがありますよね。

その理由は

「人と過去は変えられない。変わって欲しいなら、あなたから先に変わるべき」

というようなものだろうと思います。


実は、この理由の他に、もうひとつ大事な理由があるのをご存知でしょうか?


多くの男性は、自分の存在、能力、働きかけによって愛する女性が幸せになること、今の自分に満足してくれることに幸せを感じます。

その幸せを得るために、彼なりに日々頑張っていることでしょう。

妻が夫に

「変わって欲しい」

と思っているということは、きっと彼の頑張りが妻の望む形とはズレているということでなのですよね。

ですが、彼なりに努力はしているんです。

それにもかかわらず妻が夫を変えようとしたら、夫はどう感じるでしょう?

自分の存在に対して、ダメ出しを食らったと感じないでしょうか?


「俺は妻を満足させることも出来ない」

「妻は俺に不足を感じている」

「俺は役たたずの使えない男だと思われている」

・・・こんなふうに感じたとしたら、自分の無力さに打ちひしがれてしまいますよね。


多くの男性にとって、妻によって変化させられるのっていうのは、自損感情を酷く傷つけることなんです。


もしかすると妻と顔を合わせるたびに自分の無力さを感じて、心がズキズキしてしまうかもしれません。

そんな心のズキズキを感じなくても済むように、妻から離れていってしまうかもしれませんよね。


夫を変えようとする前に、まず、今の夫の頑張りを認めるようにしてみてください。

そして、その頑張りが自分の気に入るようなものでないとしても、そこに感謝するようにしてみましょう。

その上で要求したいことがあれば、夫に不快感を与えないようなやり方でお願いしてみるといいですね。

変わらせようとするよりも、ずっと早く夫に変化が訪れると思いますよ。


すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま  中西由里でしたドキドキ



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*「オールアバウトプロファイル」は2013年4月より「専門家ProFile」に名称が変わりました。
















  


Posted by なかにし ゆり at 11:25ゆりの独り言

2013年12月16日

夫と親密な関係を築く4つのステップ

●夫と親密な関係を築く4つのポイント

こんにちは(^^♪

見えない気持ちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。 






一昨日投稿した記事で

全然違うもの同士だからこそ惹かれ合い、違うからこそ自分にないものを補い合えるのが夫婦

と書きました。


今朝、ラジオを聴いていたら、それを裏付けるようなお話しを紹介していました。

運転しながらだったので正確に記憶していないのですが、ある実験をしたところ、人は自分と遠い遺伝子を持つ異性の匂いを嗅ぎ分け、好感を持つという結果が出たのだそうです。

遺伝子学的に見ても、男女は自分とは違う相手と惹かれ合うんですね(^^♪

でも私たちはお付き合いしているときや、新婚ラブラブ期には

「私たちって、なんでもピッタリ合うわよね~(#^.^#)」

なんて思ってたりするんです。

これ実は、パートナーに自分の理想の男性像を映し出しているからなんです。

本能的に惹かれあった遠い遺伝子の彼に、自分の理想像を映し出して、彼の本質ではなく、映し出された理想像を見て

「ピッタリ合う」

と思ってしまうんです。

何ていうか・・・プロジェクションマッピングみたいですよね。

東京駅そのものじゃなくて、東京駅に映し出されるステキな映像を見てるような感じでしょうか・・・

結婚してしばらくは、夫に理想の彼を被せた状態を見ています。

そして、そんな夫のことを信頼しています。

でも、この信頼は、本来の夫によってアッサリ崩されていくんです。

「アナタって、こんな人だったの?」

なんて感じる瞬間ですよね。


彼に対する信頼っていうのは、実は信頼じゃなくて「期待」なんです。

「私の気もちを満たしてくれるわよね?」

「私が気にいるようにやってくれるわね?」

「私のことを傷つけるようなこと、しないでよね!」

っていう、依存心が作り出すものなんです。

言ってみれば、自分の欲求を押し付けてるわけです。


さて。

信頼しきっていた夫との間で問題が生じ、傷つくことで、妻は自立していきます。

「もう、こんな人に心を許すものか!」

「もう、こんな人を信じるものか!」

って、夫に寄りかかるのをやめ、夫を信頼しないようにしながら自分なりに生きていこうとするんです。

つまり、自立というのは、心の傷が作るものなんですね。

自立が進むと、妻は

「夫がいなくても生きていける」

と感じることがあります。

「別に、こんなヤツおらんでも、やっていけるわ」

っていう自信のようなものを持っちゃうんですね。

このあたりで「離婚」が頭をよぎるんです。


でも、夫婦の絆ってここからなんですよ。

この自立した状態から、再び相手を信頼することで築きあげていくんです。


自立した状態で再び相手を信頼するのって、怖いです。

だって、自立の原因は、心の傷ですから。

夫との距離を縮めようとすれば、また傷つくかもしれませんよね。

その怖れを乗り越え、自分を傷つけた相手を信頼してみる。

それが出来るようになると、いい関係を築けるようになりますよ。



親密な関係って

1.相手に依存することから始まり

2.問題が起きて傷つくことで自立し

3.相手の必要性に疑問を抱き、別れようかどうしようかと悩み

4.それでも相手を信頼していく


という感じで進んでいきます。



2番目、3番目あたりで絶望してしまう人も多いですが、2も3も4へたどり着くために必要なプロセスです。

そんなに嘆かなくても大丈夫ですよ(^^♪



すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま  中西由里でしたドキドキ



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Posted by なかにし ゆり at 11:21ゆりの独り言