2012年10月29日
子どもと癒着って、具体的にどういうことですか?
● 子どもと癒着って、具体的にどういうことですか?
こんにちは\(*^^*)/夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
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この記事をお読みくださったクライアントさまから
夫と会話しなくなってから、これまでよりも子どもにベタベタしてしまいます。
ブログに書いてあった、子どもと癒着って、具体的にどういうことなんですか?
私がしていることは、過保護とか過干渉なのでしょうか?
というご質問をいただきました。
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夫と会話しなくなってから、これまでよりも子どもにベタベタしてしまいます。
ブログに書いてあった、子どもと癒着って、具体的にどういうことなんですか?
私がしていることは、過保護とか過干渉なのでしょうか?
というご質問をいただきました。

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「我が子の成長を嬉しいと感じるか?寂しいと感じるか?」
というのがひとつの目安になります。
子どもは成長するにつれて、親から離れて自分の世界を広げていきます。
そのことを
「私は必要とされていない」
と強く感じて、寂しく思ってしまう。
そんな寂しさから、子どもが何かに挑戦しようとしているときに、あたたかい眼差しで見守ることが出来ず、過剰に心配して
「大丈夫なの?できるの?」
と手を貸してしまったり
失敗すると、
「あなたはママがいないとまだまだダメねぇ」
と嬉しくなったり
あるいは、子どもが自分に依存するように、脅したり、突き放すようなことをして、すがりつく我が子を見て安心する
ということがなければ、そんなに心配しなくても大丈夫だろうと思います。
子どもが自分に依存するように脅すって、たぶんイメージしにくいだろうと思います。
実際に私が目撃した例を書きます。
随分前に、スーパーで買い物をしているときに遭遇した場面です。
2~3歳くらいの女の子が、お菓子売り場でお菓子を選んでいたんです。
そこにお母さんが来て、女の子に怒ったような口調で言いました。
「○○ちゃんは、ママがいなくても大丈夫なんだね!」
「ママがいなくても平気なんだね!」
「ママがいなくても平気な子は、ママの子じゃない!そんな子、いらない!」
そう言って、お母さんは女の子を置いて、一人で行ってしまいました。
女の子は、泣きながらお母さんを追いかけました。
「ママ、ごめんなさい。○○ちゃんは、ママがいないと嫌だ。ママ、大好き。ママ、大好き」
私が見たのは、この部分だけですので、もしかするとその前に何かお母さんを怒らせるようなやりとりがあったのかもしれません。
事情があったかもしれませんが、このお母さんがやったことは、一人で何でもやりたがる年頃の我が子の自立の芽を摘む行為です。
もし、こういうことを繰り返し続けていくと、子どもは母親の様子から、
「自立をすること=悪いこと」
だと思うようになります。
また、親を悲しませたり、困らせたりするような悪い自分は、親から愛される価値がないと勘違いしたり、そんな自分は、いつか親から見捨てられてしまうかもしれないという不安を抱くようになります。
そのため、自立、親離れ、精神的な成長をすることを躊躇してしまうんです。
お母さんは寂しさを感じなくても済みますから
「全く、この子は、いつまでたっても親離れできなくて困るわねぇ」
と言いつつも、実はご満悦です。
親元にいる間は、それでもなんとかやっていけます。
困るのは、社会に出たり、結婚したりして、親から自立せざるを得なくなってからです。
全ての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 中西由里でした

タグ :メールカウンセリング
Posted by なかにし ゆり at 21:47
│ゆりの独り言