2015年03月05日

少年事件で怒りが暴走してしまったら

少年事件で怒りが暴走してしまったら

こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。






書こうかどうしようか迷ったんですけど、やっぱり書きたい。


今回の少年事件で、誰が悪い、どこが悪いと色々なところに責任を問うような動きがありますよね。

逮捕された少年やその親、弁護士だけでなく、学校や先生、教育委員会、周りの大人たちにまで怒りの矛先が向いているような感じになっています。

中には誰にどんな怒りを向けているんだかよくわからないくらい暴走してしまっている方もいらっしゃるようですが・・・

この怒りって、おそらく罪悪感ベースの怒りなんですよね。

(日頃溜め込んだ鬱憤をここぞとばかりに便乗して発散している人は別ですよ)




何もしてあげられなかった罪悪感。

助けてあげられなかった罪悪感。

「もし、知っていたら何か出来たかもしれないのに、ごめんね」

っていう、何も出来ない自分を責める気もちです。


罪悪感は攻撃性を帯びた感情です。

そして、悪者探しをしたくなるという特徴があります。

罪悪感も度が過ぎると、自制心を失います。

だから、あいつが悪い、こいつが悪い、あそこが悪い、ここが悪いと、そこら中に怒りの矛先を向け、裁こうとして暴走してしまうんです。


でも、忘れないで欲しいんです。

もともとは「ごめんね」という気持ちからやっているということを。

「もっとこんなふうにしてあげたかった」

という優しいエネルギーが行き場を失ってしまっているということを。


怒りに振り回されて、自分を見失い、暴走してしまっている人は、自分の中にそんな大きな愛があるんだということを思い出してください。

その愛をネット上で誰かを裁くために使うのか、それとも別の使い方を探すのか、あなたは選べます。





すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま  中西由里でしたドキドキ





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Posted by なかにし ゆり at 21:29 │ゆりの独り言

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