2014年12月04日

自己否定という美徳

自己否定という美徳

こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。







「人を敬い、謙虚であれ」


この教え、素晴らしいでしょう?

我が子に教える親御さんも多いだろうと思います。

でもね、どんなに素晴らしいものであっても、やり過ぎは禁物。


「人を敬い、謙虚であれ」

と教え込むことに一生懸命になりすぎて、我が子を褒めることが疎かになり、批判ばかりしてしまうと、その子の自尊心は思うように育ちません。

それどころか、自尊心を持つことを傲慢であると感じたり、自己否定こそ美徳だと感じてしまうこともあります。

親から酷い言葉で批判され続けた子ほど、そうなる傾向にあります。

どうして親は我が子にそんな酷い言葉を浴びせるのでしょう?

もちろん、我が子を傷つけたくてやっているわけではないんですよ。

実は親自身が子どもの頃に自分の親からそうされてきたというケースが非常に多いです。

ですから、親も自己否定感を抱いているのですね。

でも、それはとても辛いことですので、一時的にでもその辛さから逃れようとするんです。

逃れるための手段として、子どもに暴言を吐くのです。

親は自分の自己否定感を和らげるために、子どもに酷い言葉をぶつけるのですね。

子どもを責めたり、罵ったりすることで、つかの間の勝利感や優越感を得ることが出来るので、それが自己否定感を和らげることに役立つのです。

それによって子どもは自己否定感を強めていきますが、よくよく考えてみれば、それは本来抱く必要のない否定感。

親によって半ば強制的に持たされたものなのです。




自分を肯定することは、対等なパートナーシップのためにとても重要です。

決して、自惚れでも傲慢でもありません。

自分を肯定できないと、本当の自分を隠すことに一生懸命になりすぎてしまいます。

でも本当の自分を隠しているので、たとえ人に囲まれていているときでも、自分だけ孤立しているように感じます。

もし隠しきれなくて、ほんのちょっとでもボロが出てしまうと、人との関わりから逃げ出したくなります。

その人が夫だった場合、夫からも逃げたくなります。


自分を肯定するための最初の一歩は、これまで自分を否定してきたことを認めてしまうことです。

とても勇気のいることですが、きっと出来ます。

支えが必要なときには、カウンセリングをご利用になってみてくださいね(^^♪





すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま  中西由里でしたドキドキ





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Posted by なかにし ゆり at 18:20 │ゆりの独り言

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