2014年08月26日
夫に言い返せない
夫に言い返せない
こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
「そんなこと言われたのに、なぜ言い返さないの?」
って言われたこと、ありますか?
私はありますよ、何度もね。
「そこまでされて、なぜ怒らないの」
「言い返せばいいのに」
って。
怒りを感じるポイントって人それぞれ違いますから、ある人が怒ることも別の人は
「気にならない」
ということは、よくありますよね。
でも、そういうレベルの話じゃなくて、どんな酷い扱いを受けても怒ることが出来ない人っているんです。
かつての私みたいにね。
どうしてそうなってしまうのか・・・
原因のひとつとして考えられるのは、生育家庭です。
愛のない家庭で育つと、怒りを表現できなくなってしまうことがあるんです。
愛のない家庭には、いつも怒りが充満していました。
そこの家に生まれた子どもは、そういう家庭しか知らずに育つので
「愛のある家庭に怒りはない」
っていう幻想を抱いてしまうことがあります。
そして冷えきった両親を見て
「相手のことを愛していれば、ケンカもしないはずだ」
と、偏った理想の夫婦像を抱いてしまうんです。
そうやって育ってきた人がパートナーと出会い、結婚すると、怒れなくなってしまいます。
二人の間に問題が起きて、相手に怒りを感じても
「愛のある家庭に怒りはない」
と思っているので
「私が怒るということは、私は彼を愛していないということになってしまう。私は彼を愛しているのだから、彼に対して怒ってはならない」
という変な理屈をこねてしまうんです。
同じように、相手にも、このおかしな理屈を当てはめようとします。
ですから夫が自分に対して怒りを表現するのが、とても怖いんです。
「夫が私に怒るということは、夫は私を愛していない」
と思ってしまっていますから。
愛されていないということは、いずれ見捨てられてしまうかもしれない・・・
これは相当怖いことです。
ですから、相手から酷い扱いを受けても、言い返せなくなってしまうんです。
言い合いにならないように、不本意であっても相手に従います。
でも怒りは、押さえ込んでも消えてなくなるわけじゃありません。
抑圧が過ぎると、いつもニコニコしていた妻が突然激怒して大暴れしてしまうまうかもしれません。
怒りの扱いに慣れていないので、コントロールが効かなくなってしまうんですね。
それにめったに怒らない分、怒りを長く引きずるだろうと思います。
あるいは怒りを自分に向けすぎて、衝動的に自分を傷つけるような行為に走ってしまうかもしれません。
いずれにしろ夫に怖がられてしまい、結局逃げられてしまうというケースが多いように思います。
健全な夫婦はケンカもできるものです。
子どもの頃の勘違いのために、怖れている結果を招くのは辛いですよね。
怒りを適切に表現し、夫とケンカできる仲になっていきましょう。
怒りの表現に悩んだら、カウンセリングをご利用になってみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 中西由里でした
・専門家ProFileでコラム執筆中です(^^♪
*「オールアバウトプロファイル」は2013年4月より「専門家ProFile」に名称が変わりました。
こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
「そんなこと言われたのに、なぜ言い返さないの?」
って言われたこと、ありますか?
私はありますよ、何度もね。
「そこまでされて、なぜ怒らないの」
「言い返せばいいのに」
って。
怒りを感じるポイントって人それぞれ違いますから、ある人が怒ることも別の人は
「気にならない」
ということは、よくありますよね。
でも、そういうレベルの話じゃなくて、どんな酷い扱いを受けても怒ることが出来ない人っているんです。
かつての私みたいにね。
どうしてそうなってしまうのか・・・
原因のひとつとして考えられるのは、生育家庭です。
愛のない家庭で育つと、怒りを表現できなくなってしまうことがあるんです。
愛のない家庭には、いつも怒りが充満していました。
そこの家に生まれた子どもは、そういう家庭しか知らずに育つので
「愛のある家庭に怒りはない」
っていう幻想を抱いてしまうことがあります。
そして冷えきった両親を見て
「相手のことを愛していれば、ケンカもしないはずだ」
と、偏った理想の夫婦像を抱いてしまうんです。
そうやって育ってきた人がパートナーと出会い、結婚すると、怒れなくなってしまいます。
二人の間に問題が起きて、相手に怒りを感じても
「愛のある家庭に怒りはない」
と思っているので
「私が怒るということは、私は彼を愛していないということになってしまう。私は彼を愛しているのだから、彼に対して怒ってはならない」
という変な理屈をこねてしまうんです。
同じように、相手にも、このおかしな理屈を当てはめようとします。
ですから夫が自分に対して怒りを表現するのが、とても怖いんです。
「夫が私に怒るということは、夫は私を愛していない」
と思ってしまっていますから。
愛されていないということは、いずれ見捨てられてしまうかもしれない・・・
これは相当怖いことです。
ですから、相手から酷い扱いを受けても、言い返せなくなってしまうんです。
言い合いにならないように、不本意であっても相手に従います。
でも怒りは、押さえ込んでも消えてなくなるわけじゃありません。
抑圧が過ぎると、いつもニコニコしていた妻が突然激怒して大暴れしてしまうまうかもしれません。
怒りの扱いに慣れていないので、コントロールが効かなくなってしまうんですね。
それにめったに怒らない分、怒りを長く引きずるだろうと思います。
あるいは怒りを自分に向けすぎて、衝動的に自分を傷つけるような行為に走ってしまうかもしれません。
いずれにしろ夫に怖がられてしまい、結局逃げられてしまうというケースが多いように思います。
健全な夫婦はケンカもできるものです。
子どもの頃の勘違いのために、怖れている結果を招くのは辛いですよね。
怒りを適切に表現し、夫とケンカできる仲になっていきましょう。
怒りの表現に悩んだら、カウンセリングをご利用になってみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 中西由里でした

・専門家ProFileでコラム執筆中です(^^♪
*「オールアバウトプロファイル」は2013年4月より「専門家ProFile」に名称が変わりました。
■ おしらせ ■
自宅でこっそりカウンセリングが受けられます
(営業時間 9:00~18:00/定休日 日曜日)
(1往復コースのみ、クレジットカードでのお支払いができるようになりました。お申込みは専門家プロファイルからお願いします)
メルマガ ” 読んで鍛える「夫婦の絆」と「離婚テク」 ” まぐまぐで配信中です。
メルマガ登録はこちらから

(営業時間 9:00~18:00/定休日 日曜日)
(1往復コースのみ、クレジットカードでのお支払いができるようになりました。お申込みは専門家プロファイルからお願いします)

メルマガ登録はこちらから
Posted by なかにし ゆり at 19:27
│ゆりの独り言