2014年08月24日
【お悩み相談】結婚式が面倒くさい
【お悩み相談】結婚式が面倒くさい
こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
【お悩み】
バカみたいな悩みですいません。
結婚式が面倒くさいのです。
もう、疲れてしまって、どうでもいいという感じです。
ドレスのことなのですが、母が和装じゃなければダメだというのです。
私は子どもの頃からマリアベールに憧れていて、どうしてもチャペル式でドレスが着たいのです。
でも母は私がドレスにしたいと言うと泣くのです。
「お母さんはおばあちゃん(=父の母で、母にとっては姑です)の言う通りにしたから、自分が着たいものは着れなかった。アンタの結婚式が楽しみだったのに」
と言って、式場で泣かれたのです。
思えば成人式のときも、私には一言の相談もなく母好みの振袖を着ました。
「私も決めたかった」
と言ったら、そのときにも泣かれました。
「おばあちゃん(=母の母です)が勝手に決めた着物を着させられたから、せめてアンタの成人式には良い着物を着せてやりたかったのに」
というようなことを言ってました。
結婚式に向けて張り切っている母を見ていると、なんだか申し訳なくて、もう私が諦めてしまえば早いんじゃないかと思っています。
そうすれば母も満足するでしょうし、きっとそれが親孝行なのですよね・・・
たった数時間の我慢だから、母を喜ばしてあげた方がいいのですよね・・・
【お答えします】
お衣装は大事ですよ(^^♪
バカみたいな悩みなんかじゃありません。
結婚式というのは、お世話になった人たちへ感謝をする場でもあります。
ですから親の望みを叶えてあげることもアリだと思います。
でも、自分たちがプロデュースした式にお招きして楽しんでいただくことで、感謝の気もちを伝えることもできますよね。
相談者さまは、諦めようというお気持ちが強いようですね。
諦めという感情は怒りのカテゴリーに属しています。
実は、諦めたときというのはジットリと怒っているんです。
怒りを胸に秘めながら新たな人生に踏み出すのは、しんどいですよね。
なんとか納得いく道を探してみましょう。
お母さんは、自分の夢を相談者さまに託しているんですね。
同時に、実のお母さんと義理のお母さんへの仕返しを相談者さまにしているとも言えます。
仕返しされているにも関わらず、相談者さまはお母さんに申し訳なさを感じているのですね。
お母さん思いなんですね(^^♪
でも、お母さんは相談者さまが和装にしても、たぶん満足しません。
それはお母さんの中の悔しさが解消されないままだからです。
だから成人式のときだけじゃ足りず、結婚式のことも口を出すんです。
もし和装を選べば、お母さんは一時的には満足するでしょうが、すぐにまた満たされない気もちになって苦しくなってしまうでしょう。
そうすると、お母さんの要求はエスカレートしていくかもしれません。
相談者さまが申し訳なさを感じるのは、もちろん優しさからですよね。
でも、それだけではありません。
お母さんが自分の境遇に同情させることで、相談者さまは幸せを感じることへの罪悪感を背負ってしまったんです。
同情、憐れみ、罪悪感を抱くと、人は相手の言うことをきいてあげたくなってしまうことがあります。
今は
「たった数時間の我慢だから、母を喜ばしてあげた方が」
と思われていますが、それが数時間の我慢では済まないということは、お母さんを見ていればわかりますよね。
結婚式に思いを残せば、お母さんと同じように何年も悔しい思いをするかもしれません。
それはとても苦しいこと。
おばあさま達の尻拭いを相談者さまがする必要はありません。
それを踏まえた上で、お母さんの希望を叶えてあげたければそうすればいいですし、子どもの頃からの夢をかなえたければ、ドレスを選べばいいだろうと思います。
いずれにしても、お母さんと一度はぶつかる必要がありそうです。
もし罪悪感による支配に困ったら、カウンセリングをご利用になってみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 中西由里でした
・専門家ProFileでコラム執筆中です(^^♪
*「オールアバウトプロファイル」は2013年4月より「専門家ProFile」に名称が変わりました。
こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
【お悩み】
バカみたいな悩みですいません。
結婚式が面倒くさいのです。
もう、疲れてしまって、どうでもいいという感じです。
ドレスのことなのですが、母が和装じゃなければダメだというのです。
私は子どもの頃からマリアベールに憧れていて、どうしてもチャペル式でドレスが着たいのです。
でも母は私がドレスにしたいと言うと泣くのです。
「お母さんはおばあちゃん(=父の母で、母にとっては姑です)の言う通りにしたから、自分が着たいものは着れなかった。アンタの結婚式が楽しみだったのに」
と言って、式場で泣かれたのです。
思えば成人式のときも、私には一言の相談もなく母好みの振袖を着ました。
「私も決めたかった」
と言ったら、そのときにも泣かれました。
「おばあちゃん(=母の母です)が勝手に決めた着物を着させられたから、せめてアンタの成人式には良い着物を着せてやりたかったのに」
というようなことを言ってました。
結婚式に向けて張り切っている母を見ていると、なんだか申し訳なくて、もう私が諦めてしまえば早いんじゃないかと思っています。
そうすれば母も満足するでしょうし、きっとそれが親孝行なのですよね・・・
たった数時間の我慢だから、母を喜ばしてあげた方がいいのですよね・・・
【お答えします】
お衣装は大事ですよ(^^♪
バカみたいな悩みなんかじゃありません。
結婚式というのは、お世話になった人たちへ感謝をする場でもあります。
ですから親の望みを叶えてあげることもアリだと思います。
でも、自分たちがプロデュースした式にお招きして楽しんでいただくことで、感謝の気もちを伝えることもできますよね。
相談者さまは、諦めようというお気持ちが強いようですね。
諦めという感情は怒りのカテゴリーに属しています。
実は、諦めたときというのはジットリと怒っているんです。
怒りを胸に秘めながら新たな人生に踏み出すのは、しんどいですよね。
なんとか納得いく道を探してみましょう。
お母さんは、自分の夢を相談者さまに託しているんですね。
同時に、実のお母さんと義理のお母さんへの仕返しを相談者さまにしているとも言えます。
仕返しされているにも関わらず、相談者さまはお母さんに申し訳なさを感じているのですね。
お母さん思いなんですね(^^♪
でも、お母さんは相談者さまが和装にしても、たぶん満足しません。
それはお母さんの中の悔しさが解消されないままだからです。
だから成人式のときだけじゃ足りず、結婚式のことも口を出すんです。
もし和装を選べば、お母さんは一時的には満足するでしょうが、すぐにまた満たされない気もちになって苦しくなってしまうでしょう。
そうすると、お母さんの要求はエスカレートしていくかもしれません。
相談者さまが申し訳なさを感じるのは、もちろん優しさからですよね。
でも、それだけではありません。
お母さんが自分の境遇に同情させることで、相談者さまは幸せを感じることへの罪悪感を背負ってしまったんです。
同情、憐れみ、罪悪感を抱くと、人は相手の言うことをきいてあげたくなってしまうことがあります。
今は
「たった数時間の我慢だから、母を喜ばしてあげた方が」
と思われていますが、それが数時間の我慢では済まないということは、お母さんを見ていればわかりますよね。
結婚式に思いを残せば、お母さんと同じように何年も悔しい思いをするかもしれません。
それはとても苦しいこと。
おばあさま達の尻拭いを相談者さまがする必要はありません。
それを踏まえた上で、お母さんの希望を叶えてあげたければそうすればいいですし、子どもの頃からの夢をかなえたければ、ドレスを選べばいいだろうと思います。
いずれにしても、お母さんと一度はぶつかる必要がありそうです。
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(営業時間 9:00~18:00/定休日 日曜日)
(1往復コースのみ、クレジットカードでのお支払いができるようになりました。お申込みは専門家プロファイルからお願いします)
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Posted by なかにし ゆり at 20:48
│ゆりの独り言