2011年05月31日

アブナイ?法律おじさん

こんにちは。
“おかあさん目線”の幸せ夫婦コーディネーター なかにし ゆり ですicon06


女性が夫との関係に悩みはじめると、どういうわけか
モテ運がアップすることがあります。
周りにいる男性が、面白いくらいに寄ってきます。
みんな親身になって、あなたの相談にのってくれます。
あなたのことを心配し、何くれとなく支えてくれます。
あなたの子供のことまで、父親であるかのように
優しく気遣ってくれます。



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夫との仲に大きな風穴が開き、心が冷えきってしまったあなたは
その好意に寄りかかりたくなるかもしれません。
でも、あなたに言い寄る男性は、あなたが悩んでいるから
親切にしてくれるのです。
もしあなたが悩んでいなければ、あなた方ご夫婦がどんなに
仲が悪くとも、彼らはきっと知らんぷりです。


男性のみなさんには申し訳ないのですが
語弊を恐れず、あえて書かせていただきます。
男性は、生まれながらのハンターです。
女性の心の闇をつぶさにとらえる高性能レーダーが
体内に組み込まれています。
もしもあなたが夫との仲に悩んでいて、周りにいる男性から
親切にされているとしたら、あなたは今まさに
ターゲットロックオン状態なんです。

親切な男性たちは、あなたの行く末を案じて、あれやこれやと
世話を焼いているのではありません。
あなたを落とす。
それが彼らの狙いです。

彼らにとって、あなたは獲物でしかありません。
あなたの人間性や生き様に惹かれているわけではないんです。
あなたのことを守りたいのではなく
モテてる自分、頼りにされている自分に
ウットリ酔いしれたいだけなんです。

あなたと夫との関係が揺らいだことによって
あなたが射程圏内に入ったように感じた。
だから、狙う。
これが男性の本能です。
そこに愛情はありません。


誰にだって支えは必要です。
誰かに寄りかかりたい気持ちも、よくわかります。
でも、そこにつけこんで言い寄ってくる男性には
どうか心を許さないでください。
ハンターの仕事は、獲物を狩るところまで。
手に入れた女性の、その後の人生に
男性としての責任を負ってはくれません。

その人は、あなたの運命の人ではありません。
辛い現実から目を背け、彼との甘い生活を夢見ると
後でもっと辛い現実を突きつけられます。
「この人だけは、私のことを理解してくれる」
と思い込み、夫と向き合うことを放棄しないでください。
夫と本気でぶつかるときは、今しかありません。
この機会をどうか逃さないでください。


ハンターは、あなたをモノにするために
「僕は君の夫とは違うよ」というアピールをします。
あなたが夫への不満をこぼすと
「酷いダンナだね」
「ぼくなら君に、そんな思いをさせやしないのに」
などと言い、あなたの夫を非難します。
そうすることで、自分の株を上げたいんです。

それでもあなたがなびかないと
今度はあなたを不安にさせようとします。
ハンターは、「学生の頃、法学を専攻してた」などと言って
法律の話を始めます。
「収入が多い方が親権者になれる」
「君は働いているのだから、ダンナさんに君の年金を半分渡さなきゃいけない」
「ダンナが養育費を払ったら、見返りとして子供を会わせないとならない」
などなど、いい加減で無責任な情報を
あたかも真実であるかのように語ります。

こういう法律おじさんは、法というものに対して
独自の解釈をしているので、決して信用しないでください。
法律おじさんのナンチャッテ法律は、あなたの役には立ちません。
法律おじさんはインチキ法律を振りかざして
あなたの不安を煽りたいだけなんです。
不安になったあなたが、困り果てて自分を頼ってくるだろう
と期待してのことなんです。
あなたを助けたいとは、これっぽっちも思っていません。
相手の術中にまんまとはまらないように気を付けましょう。

法律おじさんの狙いは別として、夫婦の間にトラブルが生じると
法律の知識が必要になってくることも確かです。
そんなときには法律おじさんに頼るのではなく
必ず、法律の専門家である弁護士に相談してください。
法律事務所は、そんなに堅苦しいところではありません。
気軽にプロの知恵を借りて、不安を解消しましょう。

法律以外のことで相談したい時は、相手をよく選んでください。
男性を相談相手に選ぶのは、避けるほうがいいでしょう。
たとえその人が既婚者で、夫婦仲が円満であったとしても
油断は禁物です。
男性には、ハンターの血が脈々と流れています。
普段は気のいいおじさんでも、ひとたびハンタースイッチが入ると
理性を脱ぎ捨て、狩りを始めてしまうのですよ。


だからといって、女性に話すのが安心かというと
そうとも言い切れません。
夫婦の問題は、人にはなかなか話しにくいものです。
そんな辛い胸の内を女友達に打ち明けると
相談された友達は、嬉しくなってしまいます。
あなたが辛い思いをしているのが嬉しいのではありません。
人には言えない深刻な悩みを、自分に相談してくれたのが嬉しいんです。

他の人には言えないようなことでも、私には話してくれた。
それほどまでに私は信頼されている。
と感じて、自分のことをより高く評価できる。
それが嬉しいんです。

「私はこんなに慕われているのよ」
という優越感にもっと浸りたくなると
彼女は打ち明けられた悩み事を誰かに話してしまうかもしれません。
「私だけが知っているのよ」
「私だけに教えてくれたのよ」
「私って、こんなに信頼されているのよ」
気を良くした彼女は、あちこちで井戸端会議を召集するかもしれません。

あなたが彼女を信用して、彼女だけに話した夫婦の悩み事は
最悪の場合、彼女が優越感に酔いしれるための道具として利用され
あっという間に、そこら中に広がってしまうでしょう。


夫婦の不仲がきっかけとなり、人間不信に陥ることも少なくありません。
自分にとって大切な人たちを見極めるチャンスと捉えて
相談相手は慎重に選ぶように心がけましょう。
大丈夫。
あなたのことを理解してくれる人
あなたのことを本気で心配してくれる人は必ずいます。
私もそのひとりになれると嬉しいと思っています。


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5月2日(月)の毎日新聞で取り上げられました。
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Posted by なかにし ゆり at 17:56│Comments(0)メルマガバックナンバー
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