2011年03月29日

被災者支援のちいさな一歩

※申込み方法変更に伴い、2016年3月18日に加筆いたしました。


このたびの東日本大地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

家族の思い出がたくさんつまった家が一瞬にして流されてしまったり、避難所で不自由な生活を送っていらっしゃる皆様を思うと祈ることしかできない自分がとても無力に感じます。




今なお安否不明の方々のご無事がお一人でも多く、そして一日も早く確認されますようにお祈り申し上げます。


***

メールマガジンの発行は、しばらく控えるつもりでいました。

でも、多くの皆さんにお伝えしたいことがあり計画停電の合間に綴ることにしました。

夫婦問題とは、何ら関係のない内容ですが、お読みいただけると、うれしいです。


***


メディアを通じて、多くの人が被災地へエールを送っています。

その言葉は

「がんばれ」

「がんばろう」

「立ち上がろう」

「乗り越えよう」

などのポジティブなものばかりです。

復興にむけて前向きなのは、とても素晴らしいことです。

ですが被災された方たちがそのメッセージを受け取れる状態かどうかは疑問です。


被災された方たちは十分すぎるくらい頑張っていらっしゃいます。

「頑張る被災者を支援したい」

という気持ちもわかるのですがメディアという受け取る側が選択したり、拒否したりが難しい方法で励ましのメッセージを今、発信してしまうのは酷なことのように感じます。


もし「がんばれ」と言いたいのなら、その前に今日までの頑張りを認めたり、ねぎらったりして差し上げてからの方がいいと思うんです。

人は自分の気もちを誰かに受け止めてもらってからでないと立ち上がる力が湧いてきません。

あまりにも突然に辛く、理不尽なできごとが降りかかってきたのですから、軽々しく「わかるよ」なんて言うことはできないとしても、辛い気もちを受け止めることは、できると思うのです。


泣いている人には「笑ってごらん」ではなく「泣きたいだけ、泣いてもいいよ」

イライラしている人には「イライラしちゃうよね。 イライラして当然だと思うよ」

怖がっている人には「怖いんだね。 無理もないよ」

などなど吐き出された感情を、こんなふうに受け止めることで心が「フッ」と軽くなることがあるんです。


「頑張らねば!!」という思いから、頑張っている自分にムチを打って感情にムリヤリ蓋をしてしまうと、身体にいろいろな症状が出てしまったり
感情を失くしてしまったかのように何も感じなくなってしまうことがあります。

そのときにできることのひとつに心のケアがあります。

心のケアは、専門医だけが行う特別な医療行為ではありません。

自分自身で、あるいは身近な人と一緒に日常の中でケアできます。

辛いときには、身近な人に気もちを聞いてもらうのが有効です。

特に子育て中のお母さんは子供に心配かけまいと、無理して明るく振舞ってしまい相当ストレスが溜まっていらっしゃることでしょう。

「でも、周りもみんな大変そうで、申し訳なくて話しかけることができない・・・」

そんなこともあるかもしれません。

もし、インターネットが使える環境にあるのなら、遠方の知り合いに聞き役になってもらうのもいいでしょう。

誰かと繋がっていられるという安心感も心の支えとなるはずです。

聞き役になってくれる人が思い当たらないときには、私がお力になりたいと思っています。

私があなたの思いを全力で受け止めます。

もちろん、無料です。

ご希望の方は、「ふぃ~めぇる・みしま」事務局へお問い合わせください。

カウンセリングのお申込みフォームからご連絡をいただいた場合、通常のカウンセリングとして受け付けてしまいますので、料金が発生してしまいます。

どうぞご注意ください。

当方は、メール専門のカウンセリングルームです。

セキュリティーは万全です。

震災以来、私にできることをずっと考えていたのですが、これくらいしか思い浮かびませんでした。

何とかしたいという思いが空回りしてはいないだろうか?

ただの自己満足じゃないのか?

と自問自答を繰り返しました。

でも、迷っているより実行することを選びました。

本当に小さな一歩ですが、ほんの少しでもお役にたてると、うれしいです。


*****

被災地で頑張るお母さんをサポートします。
ふぃ~めぇる・みしま

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Posted by なかにし ゆり at 13:59│Comments(0)メルマガバックナンバー
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