2013年06月13日

【メルマガ最新号】お母さんが犠牲になるということ

● 【メルマガ最新号】お母さんがぎせいになるということ 
キモチ、ほどけてますか\(*^^*)/夫婦問題カウンセラー:中西由里です。 



お母さん達がよくはまってしまう考え・・・

それは

「私が幸せになることで、子どもを不幸にしてしまう」

「私ひとり我慢すれば、子どもは幸せになれる」

というものです。

そうして自分を犠牲にして、子どもに愛情を注ごうと頑張るんですね。

でも、自分を犠牲にして注いだ愛情は、受け取る側が痛みを感じるものです。

その痛みに加え、自分も犠牲心を持つようになります。






例えば

森の奥で迷子になってしまったカバオくんがお腹をすかせて泣いていました。

そこへパトロール中のアンパンマンがやってきて

「ぼくの顔をおたべ」

と、自分の顔をもぎ取って、カバオくんにあげました。

ちょうどそのとき

「ハ~ヒフ~ヘホ~」

とバイキンUFOに乗ったバイキンマンが現れて、身を削ってパワーダウンしたアンパンマンに容赦なく襲いかかります。

苦戦するアンパンマン。

さてカバオくんは、アンパンマンがちぎってくれた顔をどんな気持ちで握り締めているでしょう?

「アンパンマン、ありがとう」

と心の底から喜んで食べられると思いますか?

それとも

「ぼくに顔をわけていなければ、こんなに苦しまなくてすむのに」

と申し訳ない気持ちになると思いますか?


幸いなことに、アンパンマンにはナイスなタイミングで新しい顔が届きます。

おかげで元気100倍です。

だからカバオくんも、安心して美味しく食べることができるでしょう。


でもお母さんには、新しい顔をすげ替えてくれるバタコさんはいません。

だから犠牲を払えば、子どもも痛みを感じます。

「おかあさん、ごめんなさい」

ってね。


本当にしたくて我慢するなら、そこには犠牲は伴いません。

我慢して与えることに嬉しさを感じることもあるでしょうし、きっと、満足感や充足感を得ることもできるでしょう。


でも本当は気が進まないんだけど

「母親なら、我慢すべき」

という縛りからやったことなら、どうでしょう?

最初のうちは、ちょっぴり満ち足りたような気分になれるかもしれません。

でも犠牲になっている分、そのうち自分が被害者のような気がしてきて

「私は、辛い思いをしているんだから、このくらいしてもいいわよね」

と、子どもの人生をコントロールしたくなったり、子どもに辛く当たってしまったり・・・

なんてことも起こります。

今、夫婦の問題を抱える女性は、幼い頃、お母さんの自己犠牲に小さな胸を痛めてきた人が多いです。

そして、かつてのお母さんのように、自分も犠牲になるべきだと、逃げなければ危ないような環境で耐え続けている人が多いのです。


子どものために何かしたいのなら、自分を犠牲にしないやり方を探してみてください。

そうじゃないと、お互い痛いし、疲れてしまいますから。



全ての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま  中西由里でしたドキドキ



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Posted by なかにし ゆり at 12:19 │メルマガバックナンバー

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